消化吸収の良い食生活で夏バテ防止を

消化吸収の良い食生活で夏バテ防止を

夏バテというのは、医学上で定義があるわけではありません。

 

 

身体がだるい、やる気がおきない、食欲がない、
などといった夏に起きる身体の不調の総称です。

 

 

冬に同様の症状がでても、夏バテ・冬バテとはいいません。

 

 

夏バテ回復の食事と聞くと、うなぎのかば焼きを思い浮かべますが、
これは江戸時代に平賀源内が知り合いのうなぎ屋に頼まれた
行ったマーケティングによるものです。

 

 

江戸時代からそのまま現代に受け継がれたことで、
当時は医学的根拠はありませんでした。

 

 

しかし、うなぎ100g中に含まれるビタミンAは牛肉の200倍あり、
栄養学的に間違った考えではありません。

 

 

本当のところは、うなぎも夏バテしており、脂を身にしっかりと
巻いた冬のうなぎの方が滋養強壮に効果があります。

 

 

夏バテで食欲の落ちているときに、冷たいものを食べがちになります。

 

 

しかし、冷たい食物により胃腸が冷やされ、胃腸の機能が
低下することに消化機能が弱まり、食欲が不振になる、
という悪循環を引き起こします。

 

 

食欲がないときは、冷たいメニューは避けます。
身体が温まる物で消化吸収の良いメニューを中心にした
食生活の方が、夏バテ防止に有効です。